ずっと気にかけていた実家の離れ。
田舎なので、田舎にありがちな、
母屋があってその両側にそれぞれ建物があります。

気になっていたのは、
西側、私たちは「にしで」と呼んでいました。

屋根が歪んできていたのも気になる部分でしたが、
ついには軒に穴が開き、
いつ崩れてもおかしくない状況。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

2022 田舎の離れ 解体

 

85歳の母が嫁いできた時にはすでにあったというので、
いつ建てられたものなのか、
いまとなっては誰にもわからない。

解体前に中にあるものを、
見て確認しながら何日かに分けて仕分け作業。
これが容易なことではなかった。

どれだけトラックで処分場へ運び込んだことか。

父が大工をしていた関係でモノが多いのも仕分けが大変な理由。
(父は12年前に他界)
大昔、建前(棟上げ)のたびに、
もの凄い量の品々をいただき持ち帰ったものです。

ブリキのバケツ・衣装ケースはお決まりの品、
陶器や鍋類・・・
とにかくいただきものがいまだに大量に保管されていた。
これらは、母屋を建て替える時に、
母屋の2階から離れへと追いやられたものたち。

 

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大工道具の数も驚くほど大量。
墨つぼなんていう懐かしいものも。
まだまだ働く気でいたのね、父は。

釘も私たちがげっそりするほど大量だったけど、
カンナ、これがまたサイズもいろいろで大量に。
きっと、今では手に入らないものたちもいろいろあったと思うのだけれど、
年数も経っていて、私たちには使えるのかどうかさえもわからない。

ここは亡き父に「ごめんね」と声をかけながら、
黙々と運び出しては分別を。
私たちが使いこなせそうなものは各自で持ち帰り。
息子も金槌などを。
私は、金属製の定規をお持ち帰り。
何に使うわけではないけれど、
父がよく使っていたのを思い出します。

 

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解体前には、近所中へ菓子箱をもってご挨拶へ。
これは弟が一軒一軒回りました。
ご近所、みんな昔から仲良しですが、
こういうことはきっちりと。

足場を作ることから始まって、
4日間ほどかけてあっという間にご先祖様が建てた家が解体されました。
大昔、この家を建てるのにどれだけの苦労があったのかと、
ちょっと胸が締め付けられます。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

上の写真、
なにか字が書いてある板が出てきています。
きっと私たち姉弟のうちの誰かの作ったものと思われますが、
全く記憶にございません。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

建物のうち、畳の敷いてあった部屋の床下には
石で囲ってある大きな穴がありました。
「芋穴」と呼ばれるもので、
昔の母屋にも家の中にありました。
私もそこへ運ぶのを手伝ったものです。

因みに、この解体した離れの2階には
藁や薪をひもでくくって、
木のはしごをつたわせて上げて保管していました。
この作業、バランスがとても必要となりますが、
子どもの頃の私の得意なお手伝いでした。

 

あっという間に解体されて、更地になりました。
意外と広かった。

台風がきて建物が倒壊してご近所に迷惑をかけることがなくなり、
これで一安心です。
業者の方も怪我もなく無事に工事終了です。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

解体前に大量の荷物を仕分けしたわけですが、
懐かしいものもたくさん出てきました。
「これ、昔の玄関の電話の近くにあった絵だよね」
「この時計、居間の柱にかかってたよね」
あれこれ話しながら、昔を思い出し、
とても楽しい時間でもありました。

昔の田植え作業に使った道具、
歴史の本で見るようなものが出てきたり、
紙漉きをしていた頃の美濃和紙が出てきたり、
大量の古いレコード盤が出てきたり、
母の大昔のワンピースが出てきて大騒ぎしたり、
古すぎて誰のかわからない結婚式の写真がでてきたり。

 

そんな中、こんな???なアイロンまで。
『炭火アイロン』
母に聞いても使った覚えはないという。
調べると、明治時代から昭和20年代くらいまで使われていたそうです。

こういった、時代を感じる品物たちは処分せず、
一旦保管へと。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

これは何?
見てみると、昭和11年と書いてあります。
母が生まれた年の物。
これらも保管へ。
お盆に親戚一同が集まった時にお披露目予定。
お披露目対象の物が大量にあります。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

こちらもよくわからないけれど、
とっても色鮮やかな絵です。
印刷ものかなと思いますが、
「靖国神社全景」と書いてあり、
何枚もにわたって全景が描かれています。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

ご先祖様の物を大事にする精神も感じ、
しかも「これだけは」という思いで残したのかな、
と思える選りすぐりの品々
そして、台風・洪水・地震・戦争を耐え今の時代に残された品々。

これは何か意味があると思っています。

 

笑える品々もありましたが、
それは、父と祖父の物たちでした。

父は「置物」に執着があったのか、
いろんな置物が出てきました。
それぞれ欲しい人がもらっていくシステムにし、
その中の一部(ほんの一部)、
息子は鷹・虎などを持ち帰り、
私はお馬さんを家に連れて帰りました。

子どもの頃、少しの期間だけ床の間に置いてあった記憶が
あるような無いような…
午年生まれという事で私がお持ち帰り。
毎日、ナデナデしております。

 

母が健在の間に片づけを終えることができて本当に良かったと思います。
それでも母にもわからない物も多く、
それが次の私たちの世代だけで片付けようとしても、
何ひとつわからない事ばかりでした。

出てきたものを母に見せながら、
昔の話も聞けました。
とても有意義で大切な時間でした。
が、肉体疲労は半端なく、
帰りに武芸川温泉に数時間浸かっても
全く疲労は抜けず、一週間辛かった~。

 

2022 田舎の離れ 解体

 

 

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